子どもの矯正の種類
床矯正
装置によって内側から歯に力を加え、顎を広げることで、永久歯が正しい位置に並ぶように誘導します。
毎日14時間以上の装着が必要ですが、食事・歯磨き、あるいは授業や部活で正確に発声しなくてはらない場面では、簡単に取り外せます。
主に、1期治療で使用します。
ワイヤー矯正
大人の矯正治療でもよく見られる、金属製のブラケットとワイヤーを使う矯正装置です。
ほぼすべての症例が適応となる万能性がありますが、お子様の場合には主に2期治療で使用します。
床矯正やマウスピース矯正とは異なり、固定式です。その分、予定・期待した効果を得やすいというメリットがあります。
※当院では行っておりません
インビザライン
取り外しが可能なマウスピース型の矯正装置で、幅広い症例に対応します。
ワイヤー矯正と異なり、食事やお手入れがしやすいのが特徴です。
マウスピース矯正(マイオブレース)
当院では、「マイオブレース」という子ども用のマウスピース型の矯正装置を導入しています。
毎日、就寝中+日中の1時間の装着をすることで、指しゃぶりや舌の癖、口呼吸などの癖を取り除きながら、顎の適切な発達を促します。
簡単に着脱ができ、装着中も痛みはありません。
お口回りのトレーニング(アクティビティ)と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
床矯正・ワイヤー矯正・マウスピース矯正の違い
床矯正 | ワイヤー矯正 | マウスピース矯正 | |
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対象年齢 | 6~12歳くらい | 12歳~ | 5~12歳くらい |
目的 | 顎の骨を広げて、歯が綺麗に並ぶスペースを確保する | 歯並びを整える | 口周りの筋肉を鍛えて、歯並びが悪くなる原因を改善する |
取り外し | ○ | × | ○ |
着用時間 | 1日14時間以上 | ― | 就寝中+日中の1時間 |
来院の頻度 | 月1回程度 | 月1回程度 | 月1回程度 |
治療期間 | 1年半~3年 | 2~3年 | 約2年 |
抜歯 | 不要なことが多い | 場合によって必要 | 不要なことが多い |
装置の痛み | 少ない | 痛むことがある | 少ない |
セルフケア | しやすい | 入念なケアが必要 | しやすい |
費用 |